Outlook 550 5.7.515 エラー対策
最終更新: 2026-08-07
Outlook.com、Hotmail、Live.com宛ての送信で 550 5.7.515 が返る場合、Microsoftが高ボリューム送信者向けに求める認証レベルを満たしていない可能性があります。2025年5月5日以降、対象ドメインにはSPF・DKIM・DMARCとアライメントの整備が求められています。
550 5.7.515で見るべきポイント
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| SPF | 送信に使っているサービスがSPFレコードに含まれているか。DNS参照回数が10回を超えていないか |
| DKIM | DKIM署名が有効で、公開鍵がDNSから取得できるか。Microsoft 365ではselector1/selector2のCNAMEが正しいか |
| DMARC | v=DMARC1; p=none 以上の有効なDMARCレコードがあるか |
| アライメント | SPFまたはDKIMの合格ドメインが、受信者に見えるFromドメインと一致しているか |
特に多い原因
- SPFはpassだが、DKIMがfailまたは未署名になっている
- Microsoft 365のDKIM CNAMEをTXTで登録している
- CloudflareでDKIM用CNAMEがプロキシON(オレンジの雲)になっている
- メール配信サービス側の独自ドメイン認証が未完了で、FromドメインとDKIM署名ドメインがずれている
- SPFにincludeを足しすぎて、DNS参照10回制限に近い、または超えている
切り分け手順
- エラーメールの本文またはヘッダーにあるSPF/DKIM/DMARC結果を確認
- 無料診断で対象ドメインのSPF・DKIM・DMARCを確認
- Microsoft 365利用時は、DefenderポータルのDKIM画面に表示されるselector1/selector2をそのままDNSに登録
- 外部メール配信サービス利用時は、そのサービスの独自ドメイン認証画面で「認証済み」になっているか確認
- 設定後、DNS反映を待ってから再送。改善しない場合はヘッダーを貼り付け診断し、アライメントを確認
認証がすべて通っても、迷惑メール率、送信量の急増、配信リストの品質、本文のリンクなどでOutlook側の評価に影響することがあります。認証はまず満たすべき前提として扱ってください。
一次ソース: Microsoft「Outlook's New Requirements for High-Volume Senders」(最終確認: 2026-07-28)