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BIMI設定の前提条件と手順 — ロゴ表示に必要なもの

最終更新: 2026-08-07

BIMI(Brand Indicators for Message Identification)は、認証に合格したメールの送信者アイコンに自社ロゴを表示させる仕組みです。受信箱でのブランド認知と、なりすまし対策の「見える化」に効果がありますが、任意項目であり、前提条件と費用のハードルがあります。このページでは「今やるべきか」の判断基準まで正直にお伝えします。

先に結論 — 多くの中小企業は「後回しでOK」

BIMIは、SPF・DKIM・DMARCの3大必須設定がすべて完了し、DMARCを p=quarantine 以上に強化できた組織のための上級オプションです。Gmailでのロゴ表示には有償の証明書(年額)も必要です。3大必須設定がまだの場合は、そちらを先に完了してください。

前提条件(すべて必要)

条件内容
① DMARCの強化p=quarantine 以上(pct は100)。p=none ではロゴは表示されません。→ 段階的な強化手順
② ロゴのSVG化SVG Tiny PS という専用プロファイルのSVG形式。正方形・単純な図形が推奨。→ 作り方と要件チェックリスト
③ 認証マーク証明書(Gmail等)Gmailなど多くの受信サービスでの表示には VMC(または CMC)という認証局発行の証明書が必要。VMCは原則として登録商標のロゴが前提。→ VMC・CMCの違いと取るべきかの判断基準

費用の目安(正直に)

BIMIレコードの公開自体は無料ですが、Gmailでの表示に必要な証明書(VMC/CMC)は認証局が発行する有償のもの(年額制)です。金額は認証局・プランにより異なり、一般に年間で十数万円規模になることが多いため、各認証局(DigiCert、Entrust等)の最新価格をご確認ください。加えてVMCの場合、ロゴの商標登録が済んでいることが前提になります(未登録なら商標出願の期間と費用も見込む必要があります)。

設定手順(前提を満たしている場合)

  1. ロゴをSVG Tiny PS形式で作成し、HTTPSでアクセスできるURLに公開する
  2. (Gmail対応する場合)認証局からVMC/CMCを取得し、証明書ファイル(PEM)も公開する
  3. DNSに次のTXTレコードを1本追加する
ホスト名: default._bimi.あなたのドメイン
値: v=BIMI1; l=https://sub.domain.com/logo.svg; a=https://sub.domain.com/vmc.pem;
💡 設定値ジェネレーターの「BIMI(任意)」欄にロゴURLを入れると、このレコードを自動作成できます。DMARCがp=noneのままの場合は警告も表示します。

よくある誤解 — 「Gmailでアイコンが出ている=BIMI設定済み」ではない

Gmailの送信者アイコンは、Googleアカウントのプロフィール画像など、BIMI以外の仕組みで表示されている場合があります。BIMI+証明書による表示の目印は、送信者名の横の青い認証チェックマークです。自社ドメインのBIMIレコードの有無は、無料診断で確認できます(親ドメインに設定されている場合も検出します)。

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