550-5.7.27 — SPFの認証に失敗してGmailに拒否された
最終更新: 2026-09-09
GmailがSPFの判定結果を理由に拒否したときの番号です。550-5.7.26(そもそも認証が無い)とは違い、SPFは見に行ったが通らなかったという意味です。
このページでわかること
- 原因は2つ(レコードが壊れている/宣言に無いサーバーから送っている)
- どちらかを30秒で見分ける方法
- DKIMを設定しておくと、この拒否を避けられること
戻ってきたメールに書かれている文面
550-5.7.27 This message was blocked because it didn't pass SPF authentication.
550-5.7.27 Gmail requires bulk email senders to authenticate their email with SPF.
550-5.7.27 Authentication results: SPF with 203.0.113.10 = did not pass原因は2つ
| 状態 | 何が起きているか | 対処 |
|---|---|---|
permerror | レコードが壊れている。2本ある/参照が10回超過/書式ミス | permerror の直し方 |
fail | 宣言に無いサーバーから送っている。追記漏れ、転送 | spf=fail の直し方 |
見分けは 無料診断 が早いです。レコードの本数・参照回数・書式を同時に判定するので、permerror かどうかがその場で分かります。permerror でなければ fail 側です。
よくある3つのパターン
- 配信サービスを追加したときに、SPFをもう1本足した … 2本あると両方無効になり permerror です。もっとも多い原因
- サービスを増やし続けて、参照が10回を超えた … ある日突然すべて止まります(→10回制限)
- 新しいシステムから送り始めたが、SPFに追記していない … その経路だけ
failになります
DKIMがあれば、この拒否は避けられます
Gmailの要件は「SPFまたはDKIMのどちらか」です。DKIMが正しく設定されていれば、SPFが失敗しても認証済みとして扱われます。
SPFは転送されると構造的に失敗するため、SPFだけに頼る構成は、いずれ必ずこの番号に当たります。SPFを直すのと並行して、DKIMも設定してください(→dkim=none)。
確認のしかた
# SPFレコードの本数を見る(2行出たら permerror)
dig +short TXT yourdomain.com | grep spf1
参照回数まで含めた確認は無料診断で行えます。include を再帰的にたどり、使われていない参照先や重複も指摘します。