ロリポップ!のSPF・DKIM・DMARC対応と設定方法
最終更新: 2026-10-06
ロリポップ!はDKIM・DMARCに対応しています。ただし、利用中のネームサーバーが「ロリポップDNS」か「ムームーDNS」かで、ユーザー側の作業がまったく変わります。ロリポップDNSでは、お客様が任意のレコードを追加できません。DNS設定画面を探しても見つからないのはこのためです。まず、どちらを使っているかを確認してください。
まず確認すること
| 利用状態 | 対応 |
|---|---|
| ロリポップDNSを利用中 ネームサーバーが uns01/uns02.lolipop.jp または旧 dns01/dns02.chicappa.jp | ロリポップのメールを使う分には設定不要です(SPF・DKIM・DMARCに対応済みと公式に案内されています)。 ただし、ロリポップ以外のサービスからメールを送るなら、この状態では設定できません。ロリポップDNSは任意のレコードを追加できない仕様だからです。→ 下の注意 |
| ムームーDNSを利用中 | DKIMは対応済み。SPFとDMARCの2本を自分で追加します。公式案内にある値は次のとおりです(SPFが既にある場合は追加せず、既存の1本にまとめてください) SPF … サブドメイン空欄/TXT/ v=spf1 include:_spf.lolipop.jp ~allDMARC … サブドメイン _dmarc/TXT/v=DMARC1; p=none; |
| 他社メール配信サービスも使う | SPFを2本にせず、既存SPFにincludeを追記して1本化します。DKIMはサービスごとのセレクタで追加します |
ロリポップ以外のサービスからメールを送る場合
ロリポップのDNS(ネームサーバー)を利用している場合、お客様任意のレコード情報を設定することができません。ロリポップを利用するために必要なレコードが自動で設定されています。
つまり、オレンジメール・SendGrid・Mailchimp・Google Workspace など外部のサービスで自社ドメインのメールを送るなら、ロリポップDNSのままでは何もできません。「設定不要」と案内されているのは、ロリポップのメール機能を使う場合の話です。
対応は、DNSの管理先をムームーDNSに切り替えることです。公式にも「お客様任意のレコード情報を設定したい場合はムームーDNSの利用をご検討ください」と案内されています。ムームーDNSなら、ロリポップのWebとメールを使いながら、任意のレコードを追加できます。
ムームーDNSの「設定1」でロリポップを選べば、Webとメールに必要なA・MXは自動で入ります。ただしSPFは自動で入りません。ロリポップのメールも使い続けるなら、次の1本を手動で追加してください。
| サブドメイン | 種別 | 内容 |
|---|---|---|
| 空欄 | TXT | v=spf1 include:_spf.lolipop.jp ~all |
外部の配信サービスも使う場合は、SPFを2本にせず、この1本にそのサービスの include: を足して1本にまとめます。DMARCを新しく置く場合は、サブドメイン _dmarc/TXT/v=DMARC1; p=none; です。
ムームーDNSで設定する場合
ロリポップ!でドメインを使いながら任意のDNSレコードを追加する場合は、ムームードメインの「ムームーDNS」を使います。入力欄の書き方はムームードメインの設定ガイドを参照してください。
よくある注意点
- 「ロリポップの管理画面」ではなく、ドメインを管理しているDNS側で設定します
- ロリポップDNS利用中に「対応済み」なのは、ロリポップのメール機能から送る分だけです。外部サービスを使うならムームーDNSへの切り替えが要ります
- ムームーDNS連携時は、ロリポップ側の案内とムームードメイン側のDNS設定を両方確認してください
- メール配信サービスを併用する場合は、SPFの二重登録に注意してください
📎 公式情報: DKIM/DMARCへの対応完了とGmail宛て送信に関する案内|ロリポップのDNSでレコード情報を設定するには
公式ドキュメントに当たって内容を確認した日: 2026-08-30