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421-4.7.28 / 550-5.7.28 — 送りすぎでGmailに制限された

最終更新: 2026-09-09

この2つは「短時間に送りすぎている」という制限です。SPF・DKIM・DMARCの設定を直しても解決しません。送り方と、送信元の評判の問題です。

このページでわかること
  • 421 は一時的、550 はブロックという違い
  • 認証の設定では直らないこと。ただし認証が無いと悪化すること
  • 回復までにやること

2つの違い

番号文面意味
421-4.7.28unusual rate of email … temporarily rate limited一時的な速度制限。送信サーバーは再試行するので、多くは自然に届く
550-5.7.28unusual rate of unsolicited email … has been blockedブロック。再試行しても届かない

4xx は一時エラー、5xx は恒久エラーという区別です。421 が続いているうちに手を打たないと、550 に進みます。

なぜ制限されるのか

Gmailは「望まれていないメール(unsolicited)」という言い方をしています。単に量が多いだけでなく、受け取った人の反応が悪いと判定されています。

  • 迷惑メール報告が多い … Gmailは苦情率0.3%未満を求めています。0.1%を超えたら要注意です
  • 開かれていない・反応が無い … 長く反応の無い宛先に送り続けている
  • 急に量が増えた … 普段の数倍を一度に送ると、実績のない送信元として警戒されます
  • 存在しない宛先が多い … 古いリストをそのまま使っている

やること

1. まず送信を止める

制限されている状態で送り続けると、評価はさらに下がります。再試行も含めて一度止めてください。

2. Postmaster Tools で実態を見る

苦情率とドメインの評判は、Postmaster Toolsでしか見られません。自社の管理画面にもGmailの返信にも出ません(→Postmaster Toolsの読み方)。

3. 宛先リストを整理する

エラーで戻ってきた宛先、長期間反応の無い宛先を外します。リストを減らすことが、いちばん効きます。

4. 量を落として、少しずつ戻す

いきなり元の量に戻さず、数日かけて段階的に増やします。反応の良い宛先から先に送ると、評価が戻りやすくなります。

認証の設定では直りませんが、無いと悪化します

SPF・DKIM・DMARCが揃っていないと、そもそも「信用できる送信元」として扱われません。同じ苦情率でも、認証のない送信元のほうが厳しく判定されます。

認証は「制限を解く手段」ではなく「制限されにくくするための土台」です。いまの状態は無料診断で確認できます。届かない原因の切り分け全体はチェックリストにまとめています。